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乳がんは乳房にできる悪性腫瘍
乳房の中には、乳頭を中心に木の枝のように広がる乳腺があります。乳腺は母乳をつくる『小葉』とその母乳を運ぶ『乳管』からできており、この小葉や乳管から発生する悪性腫瘍を乳がんと呼びます。
がん細胞が乳管や小葉の中にとどまっているものが「非浸潤がん」、乳管や小葉を包む基底膜を破って外に出ているものが 「浸潤がん」です。また、乳頭周囲のびらん(ただれ)をおこす「パジェット病」も乳がんの一種です。

乳がんにかかる日本人女性は毎年6万人以上
乳がんは1996年に日本女性の悪性腫瘍罹患率の1位となり、その後も上昇を続け2008年の罹患者数は65,085人となっています。これは約14人に一人が一生のうちに乳がんになる計算で、決して他人事ではない病気なのです。
乳がんの発症は20代後半頃から認められ、40歳代後半から50歳代にピークを迎えます。その後、罹患率は減少しますが、最近では高齢者の乳がんも増加しており、何歳になったから安心というわけではありません。20歳を超えた女性であれば、だれもが乳がんにかかる可能性があるのです。

乳がんは早期発見が重要
2011年の乳がんの死亡者数は12,883人で、交通事故死亡者数(4,663人)の約2.8倍です。欧米諸国では乳がんの罹患率は増えているものの死亡率は徐々に低下しているのに、残念なことに日本では死亡率も増え続けています。その理由は日本の乳がん検診受診率の低さにあります。欧米では70%以上の女性が定期的に検診を受けているのに対して、日本では約23%の人しか検診を受けていません。
乳がんは1pの大きさになるのに数年かかるといわれており、定期的に検診をうけていれば自覚症状のない早期がんでみつかることがほとんどです。早期発見の最大のメリットは「乳がんで死ななくてもすむ」ことです。乳がんの治療は進歩しており、早期発見の場合は9割以上が治癒します。

乳がんのリスクが高い人
・出産歴のない方、初産年齢が30歳以上の方
・初潮が11歳以下、閉経が55歳以上の方
・家族に乳がんにかかった方がいる方
・肥満(閉経後)の方
・ホルモン補充療法や経口避妊薬を長期使用している方
・アルコールを多く摂取される方


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